ゴマ由来の天然成分「セサミン」とは?

さまざまな効果を秘めたセサミン

料理にもお菓子にも大活躍のゴマには、カルシウムや鉄、ミネラルなどさまざまな栄養素がぎっしり詰まっています。
そんなゴマの持つ成分で、今とっても注目を浴びているものがセサミンです。セサミンは、ゴマに含まれている抗酸化成分「ゴマリグナン」の1つで、老化や病気の原因となる活性酸素を除去してくれます。その効果は非常に多岐に渡り、生活習慣病の予防やアンチエイジング、二日酔いの防止、更年期障害の緩和など、男性にも女性にも嬉しい効能を発揮してくれるのです。
ゴマの魅力は、そのおいしさだけではありません。体と心を健康にしてくれる抗酸化成分、セサミンの効果についてご紹介します。

セサミンとは?

ゴマの中には四つの抗酸化成分が含まれており、それを総称して「ゴマリグナン」と呼んでいます。セサミンは、このゴマリグナンの1つです。
ゴマリグナンはゴマの持つ抗酸化作用に欠かせない成分であり、活性酸素を除去して若々しい体を保つ働きがあります。

【ゴマリグナンに分類される4つの成分】
・セサミン:ゴマリグナンの中で最も量が多い成分。胃腸で消化吸収されず、肝臓へそのまま届く。
・セサミノール:腸で吸収されたあと、血管内で抗酸化成分として働く。
・セサモール:セサミノール以上の抗酸化作用を発揮する。水に溶けにくい性質がある。
・セサモリン:セサモリンそのものには抗酸化力はないが、ゴマが焙煎される工程でセサモールやセサミノールへと変換される。

ゴマリグナンは、ゴマ1粒におよそ1パーセントだけ含まれている貴重な成分です。その中で最も多くの比率を占めているため、セサミンがゴマの持つ抗酸化成分として有名になったようです。
また、セサミンは肝臓で働くという特徴があり、肝機能を低下させる活性酸素を除去して健康を維持します。

セサミンが除去する「活性酸素」とは?

体のサビ付きの原因となる活性酸素。セサミンはこの活性酸素を除去することで健康と美容をキープします。
悪者のイメージが強い活性酸素ですが、いったい何者なのでしょうか?

代謝で発生する活性酸素

私たちは呼吸をすることで体内に酸素を取り込み、それを生命維持のためのエネルギーとして変換しています。この代謝の過程で発生するのが、活性酸素です。呼吸するだけでも活性酸素は体内に発生するので、体内の活性酸素をゼロにすることはできません。

活性酸素の働き

活性酸素には本来、体を守るための重要な働きがあります。
・体内に侵入したウィルスや細菌を駆除する
・体づくりに欠かせない酵素の働きを促進させる
活性酸素は、実は健康な体のためになくてはならないものなのです。

増えすぎた活性酸素は害毒になる

普段の生活で自然に発生する活性酸素には、体を守る役割があります。
しかし、体内にあまりに多くの活性酸素が発生してしまうと問題が生じます。
活性酸素は、以下のような要因で大量に発生します。
・過度なストレス
・乱れた生活習慣
・喫煙や過度な飲酒
・紫外線の浴びすぎ
これらで大量に蓄積した活性酸素は、体内の必要な細胞までも攻撃してしまうのです。活性酸素の攻撃によって体の細胞が破壊されてしまうと、老化や病気を引き起こします。
この状況を打破するには、酸化を進める活性酸素を除去する必要があります。

活性酸素が発生しやすい臓器「肝臓」

私たちの体内に備わっている器官で、最も活性酸素が発生しやすいのは肝臓だと言われています。
それは、肝臓の持つ以下のような働きが理由です。
・呼吸で得た酸素をエネルギーへ変換する
・食べ物の栄養を、体内で使用できる形に変換する
・体内の毒素や老廃物をろ過、無害化させる

これらの働きの過程では、活性酸素が発生します。そのため、肝臓は蓄積した活性酸素の攻撃を受けやすいのです。

肝機能の低下は悪玉コレステロールを増やす

肝臓には上記の働きの他にも、
・油分を体内へ回す悪玉コレステロールを生成する
・過剰な油分を回収する善玉コレステロールを生成する
という役目を持っており、2種類のコレステロールをバランス良く作り出すことで体の健康を維持しています。
しかし、活性酸素の攻撃によって肝機能が低下すると、この生成バランスが崩れます。善玉コレステロールがきちんと作られなくなり、悪玉コレステロールのみが過剰生成されてしまうのです。

増えた悪玉コレステロールは血行不良の原因に!

悪玉コレステロールには、血中の活性酸素と結びつきやすい性質があります。そのため、増えすぎると血液を酸化させ、ドロドロ状に変えてしまうのです。
ドロドロ血液は流れが悪いので、下記のようなあらゆるトラブルを引き起こします。
・血液が流れるたびに血管へ過剰に圧力をかけ、高血圧になる。
・血管内に血栓ができ、動脈硬化や心筋梗塞などの原因となる。
・肌のターンオーバーを乱し、肌荒れの原因をつくる。
・肌の細胞へ栄養がじゅうぶんに回らなくなり、シワができる。
・栄養が体内へスムーズに回らない。また、疲労物質が体内に溜まり、疲れやすい体になる。

セサミンがもたらすさまざまな効果

肝臓で抗酸化作用を発揮するセサミンは、肝機能を改善することでこれらの状況を改善します。そして健康面にも美容面にも、嬉しい効果をもたらしてくれるのです。

血行促進効果

肝機能が低下すると、悪玉コレステロールが増えて血液をドロドロにします。
肝臓まで届くセサミンは、その抗酸化作用を発揮することで肝機能を整えます。

【セサミンの肝臓での働き】
胃腸で消化されないセサミンが、肝臓に行き着く。

肝臓で抗酸化作用を発揮し、蓄積した活性酸素を除去する。

活性酸素によって機能が低下していた肝臓が復活し、本来の働きを取り戻す。

悪玉コレステロールの過剰生成が止まり、また善玉コレステロールが正常に生成される。

酸化してドロドロだった血液がサラサラの状態へ戻り、血行が良くなる。

このようにして、セサミンは肝機能を改善させることで血液をきれいに変え、血行をスムーズにするのです。

血行促進によって得られる嬉しい効果

【生活習慣病の予防】
・血行をスムーズにすることによって血管へのよけいな圧力を軽減し、高血圧を予防する。
・血中の悪玉コレステロールが減ることで、脂質異常症が改善される。
生活習慣病は放置していると命を奪いかねない大きな病気に転じる恐れがあります。セサミンの血行促進効果はそれらの元となる生活習慣病を防ぎ、元気な体をサポートします。

【冷え性の改善】
・全身の毛細血管にまで栄養と熱が運ばれ、冷え性が改善される。
・慢性的な冷え性が改善されることで体温が正常に保たれ、免疫力がアップする。

【アンチエイジング効果】
・肌への血の巡りを良くすることでターンオーバーを促進し、美白をキープする。
・ヒアルロン酸やコラーゲンを生成している肌細胞へ栄養がスムーズに回り、ふっくらとした肌が作られる。
・毛根へ栄養がじゅうぶんに回るので、髪の毛を黒くしている細胞が活性化され白髪を改善する。
・スムーズな流れの血液と共に疲労物質が排出される。同時に、食事から得た栄養がじゅうぶんに全身に巡ることで、体が疲れにくくなる。

二日酔い防止

セサミンは肝機能をサポートすることによってつらい二日酔いを防ぎ、肝臓を守る効果も持っています。

二日酔いの原因はアセトアルデヒド

お酒を飲むと、体内に入ったアルコールは血液中に流れて全身を巡ります。そして、肝臓に行き着いたあとアルコール脱水素酵素(ADH)と呼ばれる酵素によって「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。
このアセトアルデヒドは発がん性物質としても知られており、飲酒後の頭痛や吐き気、胃のむかつきを引き起こす原因でもあります。

本来であれば、このアセトアルデヒドは肝臓が分解することで無害化され、体外へ排出されます。
しかし活性酸素によって機能が低下した肝臓がその働きを行えないと、アセトアルデヒドは翌日まで残ってしまいます。
そして、あのつらい二日酔いの症状を引き起こすのです。

肝機能を改善して二日酔いを防ぐセサミン

セサミンが肝臓の活性酸素を除去すると、有害物質の分解という本来の働きが戻ります。
肝臓が正常に働くと、「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」という酵素を分泌させてアセドアルデヒドを酢酸へと分解します。酢酸は体内を流れながら水と二酸化炭素へと変化し、最終的には尿や汗となって体外へ排出されます。
肝臓がしっかり働けば翌日までにアセドアルデヒドが残らないので、二日酔いの不快な症状が起こりません。

女性ホルモンのバランスを整えるセサミン

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つの種類があり、女性の体のために働いています。
しかしこれらは、月経周期や加齢によって分泌量が減少します。女性ホルモンの減少は、月経前症候群(PMS)や更年期障害などの症状を引き起こす原因になります。
セサミンには、この女性ホルモンの代わりとして働くという特徴もあります。減少する女性ホルモンを補うことで、女性特有の症状を緩和してくれるのです。

【2種類ある女性ホルモン】
女性ホルモンには2つの種類があり、それぞれ女性の体にとって重要な働きを行っています。
・エストロゲン...女性らしい体を作り、肌や骨を健康に保つ。穏やかな精神状態を保つ役目もある。
・プロゲステロン...妊娠しやすい状態を作り、体温を上げたり体内の水分量を維持したりする。

女性の健康や安定した精神状態を保っているエストロゲンは、加齢とともに分泌量が減少します。
また、月経周期によってもホルモンバランスが変動するので、月経前にはエストロゲンが減ってしまいます。

【エストロゲンが減少するとどうなるの?】
心身を健康に保つエストロゲンが減少すると、以下のような症状が引き起こされることがあります。
・頭痛や腹痛、腰痛など
・ほてり、もしくは冷え
・小さなことにイライラする
・理由のない不安感や孤独感

エストロゲン減少によって起こる症状は200以上もあり、その人の性格や環境、生活習慣などによってもそれぞれ異なると考えられています。

エストロゲンの代わりとなって働くセサミン

女性ホルモンであるエストロゲンは、まずはエストロゲン受容体という分子と結合することで、女性ホルモンとして体内へ分泌されます。しかし、エストロゲンそのものが足りないとエストロゲン受容体がいつまでも空きのある状態となってしまいます。するとエストロゲンとして分泌されないので、さまざまな不調が訪れます。

【エストロゲン受容体と結合するセサミンの効力】
セサミンは、不足しているエストロゲンの代わりとして、エストロゲン受容体と結合することができます。セサミンによってエストロゲン受容体の空きが埋まると、体内はエストロゲンが分泌されているときと同じ状態となるのです。
乱れていたホルモンバランスが整えば、心身へ起きていた不調が治まります。

自律神経を整えるセサミン

女性ホルモンが激しく変動すると、自律神経も乱れてしまいます。この自律神経の乱れも、PMSや更年期障害を引き起こす原因とされています。
セサミンには、女性ホルモンの代わりとして働くことで自律神経を整える効果もあります。

【自律神経とは?】
呼吸器や消化器などの働きをコントロールし、生命維持のため24時間働いている神経です。
私たちが意識せずとも呼吸や食べ物の消化ができているのは、この自律神経のおかげです。
自律神経には、活発に動くための「交感神経」と、リラックスするための「副交感神経」があります。自律神経が乱れてしまうと、これらがうまく切り替わらなくなってしまい、めまいやほてり、イライラなどを発症します。

【女性ホルモンと自律神経の関係】
自律神経と女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部という場所がコントロールしています。
加齢や月経周期の関係でエストロゲンが減少すると、視床下部はいつまでもエストロゲン分泌を促すこととなり、大きな負担がかかります。そのため自律神経の調整がうまくいかなくなり、こちらのバランスも乱れてしまうのです。

【自律神経を整えるセサミンの効果】
セサミンがエストロゲンの代わりとして働くことで、女性の体はエストロゲンが分泌されているときと同じ状態になります。すると視床下部の負担が軽減され、自律神経への影響も解消されます。
血管の収縮や体温調節、内臓の働きなどをコントロールする自律神経が整えば、頭痛やほてりといった症状が改善されます。

充実した生活をサポートするセサミン

ゴマに含まれる天然成分セサミンは、活性酸素を除去することでさまざまな嬉しい効果をもたらしてくれます。
肝臓へ直接届くため、アルコール分解を促して二日酔いを防止します。また肝機能を改善することで血行を促進し、病気を防いで若々しい体をキープしてくれます。ホルモンバランスを整える効果もあり、つらいPMSや更年期障害を緩和するので、女性にもオススメできる成分です。
体のサビ付きを防ぐセサミンを摂取して、充実した自分らしい生活を送りましょう。

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