セサミンとゴマペプチドの関係とは?

セサミンとゴマのタンパク質「ゴマペプチド」には血圧を下げる働きがある点で共通しています。
セサミンとゴマペプチドの関係を詳しく見ていきましょう。

セサミンとゴマペプチドは全く別の栄養素

セサミンはポリフェノール類に分類される栄養素です。
ゴマペプチドは、ゴマのタンパク質成分を酵素によって分解したものですから、全く別の種類の栄養素です。
したがって、ゴマペプチドにはセサミンが持つ抗酸化作用や肝機能の向上といった働きはありません(少なくとも2018年時点では確認されていません)。

ゴマペプチドもセサミンと同じく血圧を低下させる

ゴマペプチドもセサミンと同じ血圧を下げる働きを持っています。
しかしセサミンが活性酸素の発生を抑えることで血圧を下げるのに対し、ゴマペプチドの場合はアンジオテンシンⅡという物質の発生を抑えることで血圧を下げるため、しくみが全く異なります。

血管を収縮させたり、血液量を増加させたりすることで血圧を上昇させるアンジオテンシンⅡという物質があります。
アンジオテンシンⅡはアンジオテンシン変換酵素(ACE)という酵素によって作られるのですが、ゴマペプチドはこの酵素の働きを抑制することでアンジオテンシンⅡの分泌量を減らし、血圧を低下させるのです。

ゴマペプチドのこの降圧作用は、高血圧のための医薬品「ACE阻害薬」が高血圧を抑えるしくみと同じです。

ゴマペプチドの健康効果はセサミンほど明らかになっていない

ゴマペプチドなどの「ペプチド」が栄養素として注目を浴びるようになったのは、タンパク質を分解してペプチドを取り出すことが可能になってからの話ですので、実はセサミンよりもだいぶ歴史が浅いのです。
そのため、ゴマペプチドの研究も、降圧作用は解明されているのですが、他にも健康効果があるのかなどは2018年の段階ではまだ明らかになっていません。

また、ゴマペプチドのサプリメントも発売されてはいるのですが、2018年現在の時点ではセサミンほどの広いマーケットではありません。
ゴマの健康成分というとセサミンばかりが注目されていて、他のゴマリグナンが注目されないのと同じようにゴマペプチドも未知数の栄養素なのです。

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